櫓と霧と桜と城
近頃まったくおもしろいことがないので3月末から4月初めにかけてあちこちに出向いては写真を撮る日々
本来はどこかへ行くたびにここに書くつもりだったのにめんどくさくて放置してたんで写真だけ溜まっていくわけです
ということでまとめてざっくりと書こうと思う
日記とはなんだったのか
4年くらい前にイオンモール福岡に行ったときに
屋上から奇妙な建物が見えた
当時は何だあれくらいにしか思ってなかったけど、最近になってその建物が志免鉱業所竪坑櫓と呼ばれる炭鉱跡ということを知った
てか有名な建物なんだってね、知りませんでした
行ってみた
隣のグラウンドでサッカーやってる人たちがいたので、そのおかげでグラウンド用の強烈なライトが櫓を照らしていて地味にライトアップされたような感じになっていた
以前は普通に中に入れたらしいけど、現在は老朽化により立入禁止になっている
怪しい雰囲気MAXだ
次は明るいうちに行ってみたい
別の日
熊本方面に濃霧注意報が出ていたもんでラピュタの道で雲海が見れるのではと意気込んで夜中から出発してみた
高速は使わずにのんびりドライブしている途中でライトアップされた桜が見えたので車を降りて散策開始
霧がすごくて見回す限りモヤリとしている
電灯の黄色が霞みを照らしていて桜がどんな色なのかわからないほどだった
これはこれで貴重な体験だったかも
夜中の3時頃だったけどどこにでも人はいるのもので、散歩している人とすれ違ったりカップルが花見に来たりしていた
道の奥まで行くと展望所があった
観月楼展望所と書いてある
めんどくさいのでググってないが、この規模の桜があるということはそこそこの名所なんじゃないだろうか
桜をライトアップしているというより、桜と霞みが人工の光を演出しているように思えた
せっかくのシチュエーションなのでもっとうまいこと撮れたんじゃないかと思うけど、下手なので仕方がない
で、肝心の阿蘇は
濃霧すぎて雲海どころか数メートル先さえ見えない状態
同じ考えのカメラマンが数人すでに陣取っていたが、こりゃダメだって空気が蔓延していた
こけたら死ぬレベルの急斜面が霧に覆われている
死にたくないので歩幅を最小にして絶対ころばないことを心掛けながら進む
かろうじて下の道路は見えるけど、その先にあるラピュタの道は見えず・・
一度だけ強風が吹いて3秒ほど姿を見せたものの、あまりに急だったのでカメラを構える暇すらなかったのが悔やまれる
小さい頃は空に浮かぶ雲の中に入るとどんな感じだろうと思ったもんだが、その疑問の答えを身をもって体感できたのが唯一の収穫だった
髪はベチャベチャになってパンツまでしっとりするのだ
おまけにそこそこの風が吹くもんで震えるほどに寒い
2時間くらい粘ったけど結局霧は晴れないまま退散した
ひと眠りして熊本市内へ移動し熊本城へ
桜は美しいし城はかっこいいんだけど
周りから大声で聞こえてくる中国語と韓国語が鬱陶しい
ここにいた人間の8割くらいは彼らだったんじゃないだろうか
ベンチに座って桜を眺めているうちに何度も写真を撮れと声をかけてきてすげーうざい
観光地がにぎわうのはとてもいいことだと思う
だけどこういう大規模な所はおれには向いてないってのがよくわかった
次に来るなら平日だな
桜が季節が終わった後はどこに行こうかな
九州のB級スポット巡りか、中国地方に遠征か