こんな時期に東京旅行
3泊4日で東京へぶらりと行ってみた
出張や遊びでは何度も行ったことあるけどカメラを持ってぶらぶらするのは初めてだ
カメラを持つと、それまでは気づかなかった景色とか場所に意識が向くようになる
ただ観光するのと写真を撮りに行くのでは物の見方が違っててとてもおもしろい
何も考えずに観光だけするのも好きだけどね
当初の予定では目的地を数ヵ所設定しておいて、あとは気の向くままにうろつくはずだったのだけど、
異常な暑さのせいで体力がもたずほとんど予定通りには行かなかった
まずは1日目
木曜の夕方の便で福岡から羽田へ移動
機内で眠ってしまい羽田に着いたときに口開けて寝てたことに気づく
ちょっと気恥ずかしい気持ちになったけど隣の席のサラリーマンも同じく口が開いた状態で寝てたんでなんとなく安心した
六本木ヒルズの森ビル
蜘蛛みたいなオブジェはよくわからんが近未来的な雰囲気で美しいビルだ
外観もいいけど屋上のスカイデッキからの夜景が素晴らしい
展望エリアとスカイデッキの入場料を合わせると3,000円近くかかるので、気軽には行けないのが残念だけど行ってみてよかった
スカイデッキでは三脚が使えないので手すりにカメラを乗せないとうまく撮れない
せっかくの360度近い景観が楽しめるんだから、もっといろんな方角を撮っておけばよかった
スカイデッキはどこでも歩いていいわけではなく、うろついていいのは外周のウッドデッキの部分だけ
真ん中に行けたとしても景色は見えないので外周だけで問題はない
ビルを降りて付近をぶらついてると、成人男性くらいの大きさのゴジラの人形が配置されていた
かなりでかいのにあんまり目立たない位置に置かれてたんで、気づかない人が多いんじゃなかろうか
展望台あたりに置いてくれればいい被写体になってくれそうなんだけどな
六本木から御成門へ移動
芝公園からの東京タワー
撮影時には街灯に写る青いゴーストに気づかなかった
気づいてたとしても対処方法を知らんのだけどね
上野で宿泊して翌朝に上野動物園へ赴く
ネットで調べたところ、開園と同時に行くと餌やりの時間と重なるのでおすすめとあったので、早めに起きて10時前ごろに到着
ここは券売機で入場券を買うタイプなので、ひとりで突撃しても「大人一枚」と窓口で声を出して自虐的な申告をする必要がない
平日というのもあってパンダのゾーンに行列がない、しかもバッチリ餌タイム
しばらく観察してわかったんだけど、笹をかじるときにパンダが観客側を向くように地面に土手のような傾斜がついている
そこに笹を置けばパンダが傾斜に腰をかけるかたちでこっちを向くわけだ
飼育員さんもしてやったりだろう
絶滅しても仕方ないんじゃないかと思わせるダラけっぷり
しかし、野生ではなく飼育されるという形で生き延びることができたわけで
笹食って寝るだけで生活が保障されるようになったのだからパンダも幸せだろう
安定の鳥ゾーン
どこの動物園にもおかしな鳥が必ず1種類はいる
コンドルをまじまじと見たのは初めてだった
必要があってこの姿に進化したのだろうが、それにしても気の毒な装いだ
真夏の日差しが頭部に直接照射されているせいなのか、空腹なのかはわからないがクチバシがヨダレが垂れていた
鳥も唾液出すのね、何か違う液なのかもだけど
てか首の白いモサモサはなんなのよ、要るの?それ
ホッキョクグマもちょうど餌やりタイム
魚の切り身を追いかけて水に飛び込む姿は凶暴なようでかわいかったりする
濡れた犬がよくやるやつ、巨体なので犬より迫力がある
ちなみに猫はこの動作ができないらしい
布を羽織るニシゴリラ
ゴリラとかサルってぶっちゃけ個体ごとに見分けがつかないので、こういう個性って大事だと思うよ
そして今回の本命
奇妙にも程がある
「動かない鳥」として有名だけど、「動かない」といわれるほど動かないわけじゃない
クチバシとか首はちょこちょこ動くし、思い出したように歩きだしたりする
そんなことはどうでもいいくらいのビジュアルインパクト
こちらを睨んでいるように見えて実は下を向いているだけ
たぶん眼球はあまり動かせなくて、見たい方向へ首ごと動かしてるんだろう
人間社会だといらぬ誤解を受けて生きていけなさそう
クソ暑いのに羽を広げて日光浴だろうか、それとも広げないと蒸れるのかな
横から見るとなにしてても嬉しそうな表情に見える
サイって普通の動物園にいるんだっけ?カバはよくいるイメージ
角がナイス
明らかに餌じゃないと思われる木の葉を舐め続けるキリン
どこの動物園でもキリンは病んでいる
夕方からはバスに乗って晴海ふ頭へ行き、謎のオブジェと夜景を狙ってみた
風がなければ水鏡にいろいろ反射するらしい
残念ながらこの日は夜になっても波が収まらなかった
晴海ふ頭からの帰りのバスを降りて、勝どき駅付近の橋から見える景観
都民の方々にとってみればきっと何でもない景色なんだろうけど
田舎者からするとこれだけでも目を引く美しさなのです
東京の夜景はあらゆるところが美しくて、九州の夜景ポイントを駆けずり回るのが空しくなってくる
3日目はお台場
真夏の東京で最も行きたくなかった場所
数年前に来た時に、二度と夏には来ないと思ったほどの灼熱ゾーンだった
今回は知人の誘いで仕方なく行くことになった
いつ見てもテンションあがる等身大ガンダム
しかしやはりクレイジーな暑さにはかなわない
もう二度と夏には来ないとまた誓うのだった
夜は浅草からスカイツリーへ
オリンピック開催中なのでライトアップが日の丸バージョンになっていた
この日は三脚を持ち出してなかったのが悔やまれる
ISO上げて気合いで手持ちで撮るときの妥協感が拭えない
浅草でうな重(上)を食す
3,500円払ってまた食べたいと思えるような味ではなかった
ジンジャーエールはうな重にもあう
4日目最終日
有明のホテルを出発し、近くにあった東京ビッグサイトにちらっと寄った
何かのイベントをやってたようで、猫耳の女子を見かけた
なんのイベントか知らんけど現地についてから装着するんじゃダメなのか?こっちまで暑くなるぜ
浜松町の貿易センターの展望台が大好きだ
展望台が高すぎないせいか写真を撮るのにちょうどいい
昼でも夜でも楽しめるし人もそれほど多くない
次は虎ノ門ヒルズの謎オブジェ
東京は謎オブジェの宝庫
夜はどんな感じになるんだろうか
品川
シャレオツビル群に囲まれたシャレオツスポット
歩き回れば面白いものが撮れそうなのに足が動かない
このあたりで体力が限界に達したため早めに羽田に移動することにした
再び浜松町
ホームの端に小便小僧がいたなんて知らなかった
羽田
有名な撮影スポット
窓の向こうに飛行機が写ってれば完璧だったね
展望台
ひっきりなしに飛行機が飛んできては着陸してくる
旅客機にはそれほど興味はないとはいえ、ここに一日中いるのも楽しそうだ
帰りの飛行機は爆睡して旅行の最難関に備える、東京旅行で一番きついのは福岡空港から唐津駅までの各駅停車の電車移動なのだ
東京に限らず、真夏に遠出するのはとてもツライということを思い出した旅行だった
そして東京という街がとても楽しい場所だということも思い出した
次は冬か春ごろにまた行けたらいいなー