広角レンズと針尾無線塔
広角レンズを買いました
16-35mmか150-600mmかで散々迷ってゲロ吐きそうなくらい迷った結果
たまにしか使わないであろう望遠より広角を選んだ
せっかくなので大きな建造物を撮ってやろうと、デカかっこいい無線塔で有名な針尾へ行ってきた
のどかな風景にイキナリ現れる3つの塔
確か高さは130mほどある
肉眼で見ると巨大で不気味なんだけど写真に撮るとあんまり伝わらない
町中にあれば相当に目立つんだろうけど田園地帯のような場所に建ってるんで、他に大きさを比べるものがないせいかな
塔の方向へ向かうと看板が出ている
塔の下には案内所のようなところが作られていて駐車場も整備されていた
3つの塔のうち2つは真下まで行ける
残りの一つは立入禁止区域の先にあるため近づけない、老朽化が原因だろうか
ネットで得た知識では、この塔が現役だった頃はそれぞれの塔の先端から先端へ電線をつないでいたらしい
当時はヘリとかなかっただろうに、どうやって130mもある塔の先っちょから電線を引っ張ってきたんだろうと不思議に思っていたが、実際に行ってみてなんとなくわかった気がする
その巨大さ故か塔同士の距離はかなり離れてると勝手に思い込んでいたようで、実際には数百mの範囲内にあるようだった
5分も歩けば塔から塔へ移動できるので、当時の人たちはヘリなんかなくてもどうにかして電線をつなげたんだろう
疑問の解決理由が「どうにかして」というのはかなり乱暴だけど、どうにかしたらどうにかできそうってことで納得できたからよしとしよう
思いっきり近くに行ってみた
近づきすぎたか、先端の部分がどこまでも続いているようにもそうじゃないようにも見える
曇り空だから遠近感がないのかもしれない
青空にしてみた
すごいねフォトショップ、ド素人なのに3分くらいでできた
しかし遠近感が出たといえばそうでもない気がする
むしろ三角錐型のピラミッドに見えてきた
さらに近づいてみる
もはや塔には見えない
やばい
全部三角形の建物にしか見えなくなってきた
撮ってるときはそんなに気にならなかったけど、こうしてみてみるとことごとく尖っている
広角で撮ればいいってもんではないのね・・
いまいち塔の巨大さが表せないので
家族連れの観光客の方々に写り込んでいただいたがスケール感が全く伝わらんね
がんばって練習せねば
がんばったけど同じような写真を量産するだけだったので移動
佐世保を通り過ぎて北に向かう
どうでもいいけど佐世保市街は常に渋滞している気がする
一時間ほど車を走らせ、変な建物つながりで星鹿にある城山展望台へ
ぱっと見は立体駐車場のようだ
なんでこんな形にしたんだろう、バリアフリー的な配慮だろうか
入口付近に案内板があった気がする
読んでないけどこの展望台が建てられた経緯がそこに書いてあったのかもしれない
屋上は冷たい風が吹いていて寒い
そしてここから見える景色が思った以上に普通で驚く
北は海といくつかの島々、東にはおとなしめの工場夜景があるのみ
わたしの他には一組の家族連れが屋上まで昇ってきたが、「揺れますね」と一言残してものの数分で下りて行った
あとここに行くまでの道が離合できそうにない一車線の山道なので気楽に来ようとは思えないのが残念だ
余談だけど数か月前に訪れたときは道路の舗装工事をしていて、一車線の道なのに片側通行の看板が出ていた
先に進むとアスファルトの半分が掘り起こされていて、看板通りに片側通行ではあるものの一車線しかないわけだから実質車両通行止めになっていて、細い山道をバックで引き返すことになった
通行止めの看板出しとけばその先には行かなかったのに、なんで通れもしないのに片側通行の看板出してんだ・・と不審に思ったものである
とはいえ変な建物としてはなかなか見応えがあるので、死ぬまでにもう一度くらいは来るかもしれない
星空をバックにしてこの変な建物を撮りたかったのだが
月が明るくて星がよく写らなかったのが残念だ